【イベント報告】パナソニック リビングショウルーム静岡 秋の見学ツアー[③昼食〜観光編]
この記事は「秋の見学ツアー[②ショウルーム見学編]」のつづきです
▼「パナソニック リビングショウルーム静岡 秋の見学ツアー」リポート目次
最新の住宅設備と展示を堪能した見学ツアー一行はショウルームスタッフに見送られながら次の目的地へ向かいます。
ショウルーム内を歩き回り、カレー粉のニオイを確認して、時刻もちょうど正午過ぎとなれば、見学ツアーのお楽しみのひとつである「昼食」です!
バスで走ること20分、昼食会場の「入船鮨 両替町店」へ到着しました。

▲今回は入船鮨さん(静岡市葵区両替町2-7-10)で昼食です
今回の昼食メニューは、海鮮ばらちらし丼をメインに桜えびのかき揚げや牛の網焼き、黒はんぺんフライにかつおの刺身など、静岡のご当地食材を使ったコースでした。
入船鮨さんは地元でも本格江戸前ずしが楽しめることで有名だそうで、海鮮ばらちらし丼やかつおの刺身はもちろん絶品!
個人的に少し苦手なイメージだった黒はんぺんフライもとても美味しく、今までなんとなく敬遠しがちだったことがもったいなく感じるほどでした。
個人的に少し苦手なイメージだった黒はんぺんフライもとても美味しく、今までなんとなく敬遠しがちだったことがもったいなく感じるほどでした。

▲地元の名物を使ったコース料理をいただきました

▲赤い桜えびと白い生しらすで紅白になっていました
美味しい料理でお腹も満たされ、お昼からのビールでほろ酔い、心地よくなったころにちょうど集合の時間となりバスに戻りました。
入船鮨さんのお見送りを受けながら、バスは次の目的地へ走り出します。
見学ツアー恒例のあの場所でお土産タイムです。
窓からは暖かい日差しが入り込み、お腹もいっぱいになってまどろむ参加者を乗せたバスが走ること30分、「焼津さかなセンター」へ到着しました。
静岡市のショウルーム見学ツアーでは恒例となった焼津さかなセンターで、しばしの休憩を取りつつお土産タイムです。

▲恒例の焼津さかなセンターさん(焼津市八楠4-13-7)で土産タイム
土曜日ということもあり、焼津さかなセンター内は多くの買い物客で大盛況でした。
昼食を食べたばかりだし、食べ歩きやお寿司はまた次回にしようとお土産の干物を吟味して回っていたところ、気づくといつの間にか気仙沼産の「まがき」を買っていました。

▲その場で剥いてくれるので思わず買ってしまいました
「シーズン到来!」ならしかたがない、到来しちゃったんだからしょうがないです。
その場で剥いてもらったまがきをチュルッと一口でいただきました。さすが海のミルク。1分間にひとつのペースなら永遠に食べられそうなほどの美味しさでした。

▲身もぷりっぷりで食べ応え十分でした
目的の干物も購入でき、お土産を片手にソフトクリームやコーヒーを楽しむ参加者のみなさんとバスに戻りました。
昼食→買い物・食べ歩きのあとは、お待ちかねの「観光」です。
焼津さかなセンターを出発し、バスは最後の目的地へ向かいます。
焼津さかなセンターを出発し、バスは最後の目的地へ向かいます。
バスが出発してしばらくすると窓の外には茶畑が広がっていました。

▲バスは茶畑に囲まれたエリアを進みます
静岡に住んでいればそれほど目新しい風景ではないものの、目的地が近くにつれて茶畑の規模がどんどん大きくなっていき、そんな茶畑の真ん中に「吹寄せ壁」が出現しました。
最後の目的地の「ふじのくに茶の都ミュージアム」へ到着です。

▲特徴的な「吹寄せ壁」が目印

▲ふじのくに茶の都ミュージアムさん(島田市金谷富士見町3053-2)へ到着
さっそくミュージアムに入場し3Fに上がると、常設展入り口ホールからは日本庭園越しの大井川が望めます。午前中なら日本庭園にも日が差して、より一層きれいに庭園と大井川と山々の景色が楽しめそうです。

▲条件が合えば富士山まで見渡せるそうです
常設展入り口ホールには大きな液晶テレビが横並びで3枚設置されていて、ミュージアム周辺の景色が表示されていたものの、電気屋さんの血が騒いだみなさんは映し出される映像には目もくれず、テレビの裏面を確認していました。
ちなみにこの液晶テレビはPanasonicの製品でした。画面周囲のベゼルが細く、3枚並べても違和感がないディスプレイに見えました。

▲「あ、Panasonicだね」「ホントですね」
常設展エリアでは「茶樹王」と呼ばれる「お茶の起源とされる中国雲南省にある樹齢千年の樹木のレプリカ」がお出迎えしてくれます。
はじめのエリアでは世界のお茶についての資料やパネル、復元された建物を見学できます。
お茶の試飲コーナーもあり、ミュージアムスタッフが一杯ずつ急須で注いでくれたお茶はとても味わい深くていい香りでした。
お茶の試飲コーナーもあり、ミュージアムスタッフが一杯ずつ急須で注いでくれたお茶はとても味わい深くていい香りでした。

▲右側に見える茶樹王のレプリカは2Fから生えています

▲パネルで世界と日本のお茶の種類が解説されていました

▲中国上海にある茶館「湖心亭(こしんてい)」の復元展示は中に入れます

▲中国から寄贈された資料も展示されていました

▲世界に3つしかない重さが約100kgの急須の表面には「茶経」が刻まれています
階段を降りた2Fでは、日本のお茶の歴史についての展示がはじまります。
平安時代の資料から、日本各地でのお茶の製法の展示と、日本人の生活には常にお茶があったことがうかがい知れます。
「茶の都しずおかのあゆみ」エリアでは、手もみ製茶の道具や昭和中期の製茶機械が置かれた小屋を再現した展示もあり、お茶の香りが体験できるコーナーではみなさんも香りを楽しんでいました。

▲当時の製茶機会が置いてありました

▲茶葉の種類によって香りに違いがあるそうですが……
一角に大きなプロペラが展示されていました。これはお茶を空輸していた飛行機のプロペラ……ではなく、お茶の栽培管理のために霜が降りないようにするための「防霜ファン」でした。
茶畑にあるファンを遠目から見るとそれほど大きいようには感じられませんが、近くで見るとなかなかのサイズ感でした。

▲間近で見る防霜ファンは想像以上に大きかったです
「お茶と暮らし」エリアには日本各地の暮らしにまつわる様々なお茶が展示されています。
ケースの中には各地のお茶を使った料理のサンプルが並べられていて、その中でも沖縄県那覇市で戦前まで船出などを祝って食べられていたという「ブクブクー茶」はインパクトがありました。

▲泡の下には赤飯があるそうです
「お茶の新時代」コーナーには、お茶を科学的に捉えた展示や、お茶の香りをテーマにお茶のアロマ体験や香り当てクイズができます。

▲お茶のアロマはお茶屋さんの店内の匂いでした
見学ツアー当日は「日本の紅茶 再発見」という企画展が開催されていました。

▲期間限定の企画展では、異本の紅茶の歴史を学びました
明治時代には政府が紅茶の製法をまとめた冊子を各府県へ配布して紅茶製造を奨励していたそうです。

▲紅茶の製造方法がまとめられた明治時代の資料です

▲紅茶用の茶器の展示もありました

▲実際に紅茶製造に使われていた茶葉を揉む機械です
ミュージアムを出て併設されているミュージアムショップでは、県内産から海外から取り寄せた茶葉や、お茶のローションや香水、リップクリームやカップなどが販売されていました。
そしてここのミュージアムショップには世界で一番濃い抹茶ジェラートで有名な「ななや」さんのパフェが食べられます。
特に世界で一番濃い「No.7のジェラート」を使ったパフェは抹茶が好きなら必ず食べて欲しい逸品です。
ほかにも抹茶とほうじ茶を使ったチョコレート「MATCHA7」や、藤枝抹茶ジェラートNo.7のようなお土産にすると喜ばれる商品も購入できます。
ちなみにミュージアムショップへは無料で入場できるので、世界一濃い抹茶パフェを体験してみてはどうでしょうか?

▲ちなみに日本庭園へも入ることができます
ショウルーム見学から始まって、静岡人としてお茶の教養を深めて終わった今回のツアーは、見て聞いて嗅いで食べて触ってと五感をフル動員した1日でした。
新築を予定されている方やリフォームをご検討されている方は、ぜひショウルームでの最新設備の見学と体験をおすすめします!