【イベント報告】パナソニック リビングショウルーム名古屋 春の見学ツアー
【イベント報告】
パナソニック リビングショウルーム名古屋
春の見学ツアー
●2018年5月26日(土)/パナソニック リビングショウルーム名古屋
2018年5月26日にeコードグループ主催「パナソニック リビング ショウルーム名古屋 春の見学ツアー」を開催しました!
今回の見学ツアーの目玉は2016年2月に全面リニューアルした「パナソニック リビング ショウルーム 名古屋」(住所:愛知県名古屋市中村区名駅南2-7-55)でのパナソニック最新住宅設備の見学です。
ショウルーム1Fは「都会のリゾートハウス」や「オンリーワンのおしゃれ空間」、「古民家を活かした懐かしくも新しい住まい」など、11タイプのテーマごとに作られた暮らし空間展示があり、それぞれには最新の住宅設備だけではなく、将来を見据えたバリアフリー対応や、日々の生活を彩る「あかり」の演出展示など、住まいの価値を高める提案が展示の中のいたるところに見つけることができるようになっています。
リフォームや新築を予定している方には必見のショウルームなんです!

今回は総勢70名超の参加者にお集まりいただきました。
朝8時に浜松西インター近くの駐車場に集合し、バス2台に分乗して浜松を出発、一路名古屋へ。SAで休憩をはさみつつ、渋滞もなく順調なスタートです。

▲今日はこの2台のバスで見学ツアーへ

▲東名高速は渋滞もなく、順調に名古屋へ向かいます
車内ではeコード本部より本日の流れが説明され、ショウルームの見どころを少しだけ解説。そのうちバスは名古屋市に入り、予定時刻少し前の9時50分に見学ツアー最初の目的地である「パナソニック リビング ショウルーム名古屋」へ到着しました。

▲パナソニック リビング ショウルーム 名古屋 (〒450-8611 愛知県名古屋市中村区名駅南2-7-55)

▲2フロアで構成されたショウルームには見どころがたくさん
ショウルームへ到着すると会議スペースへ通され、まずはeコード社長から見学ツアー参加へのお礼とあいさつ、つづいてショウルームスタッフによりショウルーム内の案内スケジュールと節水トイレ「新型アラウーノ」の特徴を説明いただきました。古いトイレと比較して年間14 ,500円もの節水が可能という説明には会場から「へー!」という感心の声が上がりました。

▲eコード社長より参加いただいたみなさまへお礼とごあいさつ

▲新型アラウーノについて教えていただきました

▲年間14,500円の節水効果のほかにもトイレ掃除がラクになる仕組みも
ショウルーム内にもアラウーノが設置されているということで、見逃さないように…ということでいよいよお待ちかねのショウルームの見学が始まりました!
見学ツアーは2グループに分かれ、ツアーガイド付きのグループは2F「リフォームパーク」から見学がスタートしました。

▲ショウルームガイドツアーが始まりました
2Fには従来の生活空間と最新設備が導入された空間が横並びになっている展示です。リビングの収納は小さな収納家具を買い足していったものと、壁一面に収納できる家具を配置したイメージを比較することができます。収納力ももちろん、部屋の雰囲気も統一され、さらにお掃除のしやすさが格段にアップしています。

▲リビングの収納も壁一面にすることで見た目もスッキリとします
一昔前のキッチンの横に最新のシステムキッチンが並んでいると、スペースの使い方や機能の多さ、現代の使いやすさを追求した差が一目瞭然です。

▲新旧キッチンを見くらべると、収納力や使いやすさが向上しています
そのほかにもリビングやトイレ、バスルームなど、リフォームのビフォー・アフターを見比べることができ、家中をリフォームしたい気持ちがふつふつと……。

▲トイレ空間も最新設備で進化しています

▲節水能力や収納力にもこんなにも差が

▲冬場のヒートショック対策も新しいバスルームなら万全です
つづいて、ガイドツアーは1Fへ移動。
1Fでは主に11タイプの暮らし空間展示を案内していただきました。
その中でも、ゆったりとしたくつろぎの空間に最新の設備を備えたスマート&ウェルネス住宅の展示と、太陽光やエネファームなどの省エネ設備を取り入れ、停電などの非常時にも安心な暮らしができる展示、古民家風のデザインで梁を活かし、小上がり+掘りごたつが特徴的な展示が人気でした。

▲最新設備でスマートに暮らす洗練された空間でした

▲カフェの雰囲気が漂うオンリーワンなおしゃれ空間

▲子育てにも自分磨きにも楽しくなるリビングダイニング

▲停電が起きてもライフラインは確保される安心の生活空間

▲古民家風の梁と小上がりの掘りごたつで懐かしくも新しい空間に
多種多様の照明器具が展示されている「あかり」展示コーナーをすぎると、

▲屋内外用のさまざまなタイプの照明器具が展示されています
厚いカーテンに包まれた空間展示がありました。
この展示スペースでは生活のいろいろなシーンに合わせて「あかり」を変えることで、より暮らしやすく、よりリラックスできるような体験ができました。ダウンライトや間接照明、シーリングファンと一体型の照明の組み合わせで、同じ部屋でも表情がコロコロと変わったのが印象的でした。

▲あかりの種類や色で表情を変える空間展示
外壁や屋根の建材も展示されていて、家の中だけではなく、住宅の見た目もしっかりこだわることができそうです。

▲外壁や屋根瓦も触ることができます
ガイドツアーの締めくくりは注目商品の「新型アラウーノ」の展示です。
トップカバーと呼ばれているフタはバリエーション豊かな10色のカラーラインナップで展示されていました。トイレの壁紙に合わせてカラーコーディネートができる心遣いは嬉しいですね。

▲新型アラウーノが全10色展示されていました
ガイドツアー終了後はグループが交代し、館内の自由見学になりました。
ショウルームの中には空間展示だけではなく、内装や収納、システムバスや洗面・トイレコーナー、女性に大人気のシステムキッチンコーナーもあります。新築だけではなく、家の設備単位でリフォームするときにも、ショウルームに設置されている商品を実際に触り、高さや色、素材や使い勝手を疑似体験して確認することも大切だと感じました。

▲新しいシステムキッチンにみなさん興味津々でした

▲こんなにおしゃれな玄関や外壁リフォームもおまかせください
ショウルーム見学も開始から2時間ほど経過すると、広い館内を歩き回ったおかげでお腹が空いてきました。 食事会場に入るとすでに何やらお出汁のいい香りが……。
今回の昼食は江戸時代に創業されて以来、300年もの歴史を誇る「八尾彦本店」さんの仕出し弁当でした。

▲ちょうどいいボリュームも充分すぎる美味しさでした
2段重ねの豪華なお膳には、お造りやエビフライ、若鶏の塩唐揚げ、煮物や出汁巻玉子など盛りだくさんで、ポットから注がれる温かいお吸い物も繊細な味付けで、歩き回り空っぽになったお腹に染み渡るようで、とても美味しくいただきました!
食後のコーヒーを軽く飲みながら、集合時間までショウルームを見て回りました。
バスが到着して、次は恒例の名古屋観光へ出発です!
バスはショウルームを出発し、名駅近辺から北方向へ進みます。
名駅から北の方角にある観光地といえば……金のシャチホコで有名な名古屋城です!
三重県の民謡「伊勢音頭」にも歌われる有名なフレーズの「尾張名古屋は城でもつ」の名古屋城は1612年に徳川家康によって築かれました。徳川家康が築城した名古屋城は残念ながら1945年5月の名古屋空襲で焼失してしまいましたが、1959年に地元の商店街や全国からの寄付を受け再建されました。再建された現在の名古屋城は日本100名城にも選定されています。
ということで、名古屋城に到着し正門付近でボランティアの観光ガイドさんと合流したところで、名古屋城観光スタート!
西之丸では「名古屋城さつき大会」が開催されていて、見事に育てられたさつきが展示されていました。また、お皿や茶碗などの焼き物の販売ブースも数十軒建てられていて多くのお客さんで賑わっていました。

▲見事なさつきの鉢植えがたくさん展示されていました
花と食器を横目にガイドツアー一行はいよいよ本丸へ入ります。
名古屋城の天守を現在の鉄筋コンクリート造から木造に立て直す計画が進み、今年の5月7日より天守閣への入場が禁止されました。
惜しくも天守への入場禁止が開始された直後だったので、名古屋城の天守へ入ることはできませんでしたが、2008年から復元工事が進められていた「名古屋城 本丸御殿」の公開部分を見学できました。

▲本丸御殿は外観にも細部まで職人の技が惜しみなく注がれています
御殿内部は美しい白木と色鮮やかに復元模写された障壁画、漆と金箔できらびやかに飾られた天井や、細部まで職人の技術が注ぎ込まれた襖の引手金具など、まるで江戸時代にタイムスリップしたような気分になりました。

▲建物全体に美しい木目の白木が使われています

▲模写復元された障壁画は今にも動き出しそうな躍動感があります

▲桜の襖の奥には雄大な松

▲ぱっと見ただけでは分からない茶色のコンセントからは行灯風の照明

▲漆の黒と白木の木目、鮮やかな障壁画が調和した空間です

▲引手金具も精緻な細工が施されています

▲ここまで長い廊下があれば短距離の練習し放題ですね
ちなみにこの本丸御殿は2018年6月には全ての復元工事が完了し、10年にも及ぶ成果である豪華絢爛な「上洛殿」が公開されています。
ちょうど天守への入場禁止と、本丸御殿の復元工事完了直前というタイミングだったこともあり、混雑もなくゆっくり快適に観覧できました。

▲心の書画家 伊藤一樹さんの作品展示も行われていました
本丸御殿を出るとボランティアガイドさんが石垣へ案内してくれました。名古屋城は石垣も見どころとして有名とのことで、名古屋城を石垣の随所に築城するにあたり石垣の築造を命じられた諸大名の痕跡を見つけることができます。
このひときわ大きい石は「清正石」と呼ばれていて、加藤清正が運んできたと伝えられています。しかし、実際は黒田長政の築造担当エリアの石垣だったそうで、普請の名手だった加藤清正にちなんでいるのだとか。

▲この巨石のサイズは10畳敷ほどとのこと
苦労して運んできた石の取り違いが起こらないように石の表面に諸大名の刻印や文字などが刻み込まれ、そのまま石垣に組み入れられている様子も見ることができました。

▲石垣の表面にうっすらと「加藤肥後守内 中川太良平」の文字が
いよいよ名古屋城の天守とご対面です。残念ながら木造への復元工事のため閉館中で入場することはできませんでしたが、存在感は圧倒的のひとことです。

▲さすがの存在感!木造復元工事が始まる前にぜひ!
名古屋城本体よりも有名かもしれない金のシャチホコもキラキラと輝いていました。ちなみにこのシャチホコ、雄と雌があるそうです。ヒレの枚数や尻尾の向き、口の大きさで見分けるようですが、天守のてっぺんに鎮座していて見えづらい……でも気になる!直接見たい!という方は双眼鏡か望遠機能付きのカメラをご用意してくださいね。

▲名古屋城のシンボル「金のシャチホコ」は過去に盗まれたこともあるとか
名古屋城の木造復元工事は2022年12月に完了予定。その頃には壁はもっと白く、現在の緑青色に錆びた銅瓦も別の色になる可能性があるので、完成前後で見比べてみるのもいいかもしれません。

▲足場がかかる名古屋城も復元工事完了までの期間限定です
名古屋城を堪能し、バスは浜松に戻ります。
途中、休憩をかねて刈谷ハイウェイオアシスへ立ち寄り、えびせんを大量購入したり、アイスクリームを食べたりと最後まで見学ツアーを楽しみ尽くしていました。
帰路も順調そのもので、浜松へは予定どおりの17時30分に無事到着。
春の見学ツアーにご参加のみなさま、一日お疲れ様でした!
リニューアルしたショウルームでは最新の住宅設備と夢が広がる生活空間展示に触れ、名古屋城では快適なガイドツアーと豪奢な本丸御殿見学、パナソニックの新築・リフォーム技術と、本丸御殿と名古屋城の復元前後という、新築・リフォームづくしの見学ツアーとなりました。